皆様こんばんわ。
あれ?昼見てるからこんにちわでしょ?だって?
まったぁ〜、そんな細かい事を気にしてちゃ、
ダメよ!ダメダメ〜〜
・・・
すみません、一度使ってみたかったんです。。。
ということで、12月10日、
ついに16-BIT Generator 2ndアルバム、
「 16BIT JAZZ 2」
が発売!!!!!!
8888888888888888888
それを記念いたしまして、今回特設ページにて、16-BIT Generatorのざつようがかり・・・
ベーシスト 蓮池真治が、16BIT JAZZ 2 収録曲の解説を、エピソードも交えつつやってみようかなと思っております!!
アルバムご購入者の皆様には、あの曲の裏話で盛り上がっていただいたり、新たな聴きどころを発見していただき、
まだ購入されてない皆様には、この解説を読んで、購買意欲高めていただこうという魂胆でございます!!
ということで皆様、お楽しみくださいませませ☆
1. 2nd ohayou
16BIT JAZZ 2のオープニングを飾るこの1曲。
今回の2ndアルバムは、今後オリジナルアルバムを出すにあたって、なんらかの布石になればいいなという思いもあり、
メンバーそれぞれ、イントロやインタールードを作ってみようと提案しました。ということでこちらの楽曲は、祥治君の作品。
<今から楽しい音楽の時間が始まるよ!!>
といった感じで、アルバムのオープニングを飾るにふさわしい、
ワクワク感のあるイントロを作ってくれました。
2. ブルーウォーター(ふしぎの海のナディアOP)
不思議の海のナディアというアニメが始まったのは、蓮池が小学校の頃でした。明るいんだけど何か切ないこの楽曲。
当時大好きでいつも歌っていた気がします(笑)。
アレンジ的には、アルバムの本編1曲目を飾る作品として、とびきり明るいアレンジにしたいなと思い、
サンバテイストにしてみました。
サビ前のドラムフィルと中間部のドラムソロは、宮本さん渾身のアプローチでございます!
音色も、明るくキラキラした音色にしつつ、生演奏感のある感じにしたくて、
MIXをしてくれた堀越君とかなり試行錯誤しながら作り上げました。徹夜の連続だったなぁw
アルバムの方向性を決定ずける1曲になったと思います。
3. ウィーアー!(ワンピースOP)
ワンピース、毎週見てます(笑)。
そして、尊敬する田中公平さん作曲のこの曲。
前作16BIT JAZZでも、田中公平さんの作品(檄!帝国華撃団)を収録させていただいたのですが、
今回も演奏できてすごく嬉しいです。
アレンジ的には、ゲキテイに出てくるキメ(フレーズ)を楽曲中に織り交ぜてみたり、メンバーと色々試行錯誤しました。
そしてベーシストとしては、要所要所で歌うプレイを意識してラインを作りました。
ベーシストの方はきっとコピーすると楽しいと思います。
まあ、バンドでコピーするには、頭のおかしなピアニスト(PLAY面でねw)と、
ドMのドラマー(プレイ面でね☆)が必要になってくるので、メンバーを探すのが大変かと思いますが・・・(笑)。
4. 紅蓮の弓矢(進撃の巨人OP)
実は前作のリリースタイミングで、レコード会社のディレクターさんに、
この曲やろうよ!!と言われていて、何度かアレンジをトライしてみたのですが、
いかんせん方向性が定まらず、ヌルッと先送りしていた楽曲w
16-BIT Generatorって、ゆっくりで美しいメロディーの曲を速いテンポで演奏するイメージでアレンジするのは
割と簡単なのですが、そもそも原曲自体がハイテンポで、展開も多く派手な曲なので、どうしようかと・・・
そこでゲスト登場なわけです!バイオリンの高嶋英輔さん!
エイスケさんは、style-3!というバンドのバイオリニストで、昨年から仲良くさせていただいています。
いつぞや対バンした時にコソッとレコーディングの打診をさせていただいたところ、快く引き受けてくださいました。
バイオリンが入ることでアレンジの幅が広がり、素晴らしい作品に仕上がりました。
中盤のソロは勿論の事、途中ピアノとのハイパーユニゾンフレーズ!
録音後エイスケさんに、「曲の途中悪魔がいたのですが、はっすーのせいですか?」と聞かれました。。
・・・ 違います。
そのフレーズは祥治君が考えたものですw
「エイスケさんなら大丈夫だよ!」って言ってました(ま、僕も笑顔でGo出しましたけどね☆)!
しかし、難しいフレーズをさらっと完璧に弾いてくれるエイスケさん!!
脱帽ですm(_ _)m。そしてバラード部分。ああ、王子様がそこにいる・・
ってな感じで、聞き所満載なPLAYとアレンジをお楽しみください!
要所要所で16-BIT Generatorメンバーのルーツ、Y様とTK様が見えてくるあなたは、
中々のマニアさんです☆(意味のわからない方はスルーしてくださいw)
5. アンパンマンのマーチ(それゆけ!アンパンマンOP)
昨年12月、16-BIT Generator初のモーションブルー横浜ワンマンライブが決まった時、
やばい!!ライブで演奏する曲が足りない!!ということで急遽アレンジした曲です。
ということで16BIT JAZZ 2の中で一番最初にできた曲ということになります。
この曲のコードアレンジは祥治君と一緒にやったのですが、不思議なことに、
色々コードを変えて試してみても、最終的に原曲のコード進行が一番シックリ来るという、、、
それだけこの曲の持つパワーが凄いんだなと、ビックリした思い出があります。
そして、冒頭部分のユニゾンフレーズは、一見簡単そうに聴こえますが、
久々にリハーサルなどでやると、蓮池か祥治のどちらかが必ず間違えるという、魔のフレーズ。
宮本は楽勝かと思いきや、所々で落とし穴があり「殿!ご乱心でございます!!」状態に。
我ながら難儀なアレンジにしてしまったなと思いつつ、この曲をさらっと簡単そうに演奏出来ている時は、
バンドとしていい状態だなという、一つのバロメーターになっている曲です。
遊び心満載のピアノソロも必聴!!
6. BASS BALLAD
ちなみに、「バス バラッド」と読みます(笑)。
実は最初、コントラバスで録音していたのですが、トータルでアルバムを聴き返したときに、
あれ?少し違うな。。と思い、納期ギリギリでしたが、急遽エレキベースで録音し直しました。
自分のオリジナルというのは、少し小っ恥ずかしいのですが、
5曲目と7曲目を繋ぐ、良い架け橋になったかなと思います。
7. タキシード・ミラージュ(美少女戦士セーラームーンED)
前作でOPをやったという事で、今作はEDを収録させていただきました。
って、どんだけ好きなんだよ!セーラームーン(笑)。
でも実は、次回作に入れて欲しい曲アンケートをとると、必ず上位に食い込んでくる曲でした。
今回3拍子と4拍子を行ったり来たりするアイディアは、宮本氏の発案。
ゆったりした切ないメロからスピーディーな4beatに向かうという、16-BIT Generatorらしいアレンジになったと思います。
8. 風のとおり道
「2nd でもスタジオジブリ物やりたいよね〜」と、メンバー全員で話し合った結果、
今作では「風のとおり道」を収録させていただきました。
やはり、久石譲さんの楽曲は素敵だなと、改めて思いました。
非常にメロディーラインが強いので、この曲もアレンジに苦戦しましたが、
最終的に祥治君が良いアイディアを出してくれて、綺麗な展開を作ることができました。
リズム隊的にも結構苦労した曲で、1番沢山のテイクを録音した気がします。
色々悩んだ分、愛情溢れるいい作品になったと思います。
9. Interlude ~Sunday Afternoon Session~
「小島翔」
蓮池と宮本が、BLU-SWINGというバンドをやっている事を知っている方にはお馴染みですね。
BLU-SWINGのギタリスト、小島翔に今回はゲストプレイヤーとして参加してもらいました。
実は、蓮池、祥治、宮本、小島翔は、同じ専門学校出身。
蓮池が1番上の学年(年齢は祥治と翔君と同い年なんですがね(強調!))、
その下に祥治、小島翔、その下に宮本という順番で入学したのですが、
翔くんは入学当初から、「すげーうまいギタリストが入ってきたぞ!」ってな感じで、話題のギタリストでした。
卒業後、宮本が「バンド組むんだけど、ベースやらない?」と誘ってくれた時、
「翔くんがギタリストだったらやる!」っと言って結成されたバンドが、BLU-SWINGの前身となるバンドでした。
実はその後、祥治もメンバーになりかけたのですが、2ライブ一緒にやった後、
彼の当時の趣味がバンドの脱退であった為、脱退して行きましたが(笑)。
ということで、この4人が揃って音出しをするのは、実に約10年ぶり!!
セッション曲という形での収録になりましたが、非常に楽しく演奏できました。
普段から一緒に音を出している仲間なので、良いのは分かりきっていましたが、やはり彼のギターは最高でした。
MIX作業をしていて、エンジニアの堀越くんが
「こんないい音色と、かっこいいフレージングのギタリストは初めてです!」と絶賛していたほど!!
ということで、同世代4人組の音の会話をお楽しみください。
10. ホイッスルとスネアドラムのためのソナタ第2番 イ長調 BWV1015
これで宮本が作曲印税をもらうのは、腑に落ちないなぁ。。
by Shoji & Hasu
11. ゆめいっぱい
今回の2ndアルバムの制作、実は蓮池的にはかなりタイトなスケジューリングで進んでいきました。
したがって、デモテープやアレンジ譜面の制作がなかなか追いつかず、この曲に至っては、
プリプロ(レコーディング前に楽曲を固める作業)の日になってもメロディー譜しか出来ていない状態でした。
ただ、こんな曲にしたいという構想はあったので、プリプロの日、メンバーにメロ譜とその構想を口頭で伝えました。
「この曲、小学生が運動会でやる鼓笛隊みたいにしたいんだよね。」
最初メンバー2人はポカーンでしたが、なんとなくのイメージを伝えていくうちに、少しずつ理解してくれました。
そして、折角大学で吹奏楽の勉強もしている宮本に(現在宮本さんは音楽大学院生様でございます)、
リズムアレンジをお願いし、少しづつメンバー皆で煮詰めていった、ある意味バンドらしい作り方で出来た曲です。
そしてレコーディング。普通レコーディングではクリック(メトロノーム)を聴きながら、
リズムがヨレないように録音するのですが、この曲はハシったりモタったり、
人間独特のユレや空気感を表現したかったので、途中部分からクリックを外して録音しています。では何を基準に録音するのか。
そこで登場するのが、マエストロ川北栄樹です。
・・・だれ?
とお思いの方も多いとおもいます。
実は彼、2013年度全日本吹奏楽コンクール課題曲「エンターテインメント・マーチ」の作曲者。
吹奏楽をやっている方はお分かりでしょうが、すごい方です。
16-BIT Generator3人の共通の友人であり、社会人BIG BAND上福岡雑楽工房の代表でもあります。
ということで、今回のレコーディングではタクトを振ってもらったり、笛を吹いてもらったりと大活躍していただきました。
そしてクレジットには、Nose Breathと書いてあるのですが、これは読んで字の如く、鼻息です(笑)。
指揮者の息も楽曲の一部ということで、消さずにそのまま収録しました。
そしてそして、聴く人が聴くと笑っちゃうアレンジ(笑)。
お楽しみください☆
12. Our Playground
「祥治君、アルバムのイントロ曲を作ってくれない?」
と打診して、上がってきた曲がこの曲。
ん??
そうなんです。優しいメロディーが、アルバムのシメにぴったりだったので、
この曲を最後の曲にして、改めてイントロを作ってもらったというのが経緯です(笑)。
「アルバムがもう終わっちゃう」という切なさと、次回作への希望も表れていて、
とても良いエンディングになったと思います。
〜あとがき〜
っということで長々と解説してまいりましたが、いかがだったでしょうか?
この解説を見て、改めてアルバムを聴き返すと、また違った景色が見えてくると思います!
そして繰り返して聴きたくなるアルバム「16-BIT JAZZ 2」!!
皆様の良きパートナーになってくれると嬉しいです!!
16-BIT Generator 蓮池真治